トレランと累積標高(獲得標高)

ウォーキング

公園を歩いた距離と標高のグラフ

私は歩くことは好きですが、冬は汗をかいてそれが冷えて寒くなるのであまり歩きません。

自転車でも同じで汗をかき寒くなります。

本当はそれなりの服装をすればいいようですが、なかなかね。

しかし座ってばかりでは良くないので少しでも歩きたいです。

といってもウォーキングというわけではなく、手軽に歩きたいです。

そんなこんなの最近ですが、Youtubeでトレランの動画を見ています。

トレランとはトレイルランニングの略でいろんな地形の山道を走ったりすることだそうです。

最近まで知りませんでした。登山道を走って登ったり下ったり林道を走ったり、さまざまのようです。

獲得標高

私はランニングもウォーキングも登山もしません。しかしどこかへ出かけるのは好きです。

それでトレランや登山の動画をよくみます。

トレランの動画を見ていると、これから走るコースの獲得標高は500メートルです、なんてよくいうのです。

また走り終えた時にも今回の獲得標高は600メートルでした、なんて話します。

最初は軽い気持ちで意味もわからず聞き流していました。

ところが獲得標高の説明をしてくれたのを聞いて、なーるほどと思いました。

獲得標高は累積標高ともいうそうです。

たとえば山を登る時、登りばかりではなく、下る場所もあります。

アップダウンがあるのがふつうです。獲得標高とは登りばかりの高さを足したものです。

100メートルの山でも登り下りを何度も繰り返して頂上に着くと、獲得標高は100メートル以上になります。

かならずしも山道ばかりではなく、坂の多い平地でも同じことです。

距離と獲得標高を知ることでコースの強度の目安になるそうです。自転車競技の人なんかも利用しているとか。

iPhoneで獲得標高を得る

トレランをしている人は獲得標高を腕時計で確認しています。

山登りとかランニングなどに便利な時計があるんですね。

しかしiPhoneもGPS機能がついているしアプリをつかえば測れると思い、調べてみました、

確かにランニングや登山など用のアプリには獲得標高(累積標高)が測れます。

私の持っているスーパー地形というアプリにもその機能がありました。

歩きはじめにGPS軌跡を記録できるようにするのです。

後で軌跡をグラフ化でき、同時に歩いた距離なども表示されます。

このアプリでは累積標高という表現で獲得標高を知ることができます。

又、事前に地図上でコースにプロットして、距離や獲得標高を知ることも出来ます。

実際に歩いてみて獲得標高を調べる

近くの小高い山が公園になっているのでそこを歩いてみました。

標高は90メートルくらいの山ですが、50から70メートルくらいのところを歩くようになっています。

歩いた距離は約2キロメートル。時間は約25分。獲得標高は98メートル。

歩いた場所の一番高い標高は67メートルくらい。歩きはじめの標高も2メートルくらいなので実際65メートルくらい登ったことになる。

ところが獲得標高は98メートルなので、実際の標高よりも高いところまで登ったことになります。

つまりアップダウンを繰り返して登ったわけです。起伏のある道を歩いたことになります。

歩いた距離は2キロメートルと大したことはないのですが、平地を2キロ歩いたのとは違い、アップダウンのあるところを歩いたことになります。

短いコースでも何度か繰り返せば獲得標高はどんどん高くなります。

それだけ負荷が大きくなるわけです。

獲得標高ということを知るだけで、少し歩く楽しみが増えるかも知れません。

しかし登山はやらないし、平地が多いところなので知識として残すだけかもしれません。

それでもいいかな。

昨日から風がとても強く寒い日が続いています。

今日の午後からは少し風もおさまりつあります。

でも寒いですね。