初めての八尾市は厳しかった

八尾市へ行くのは面倒だ

急に近鉄「てくてくまっぷ」を見て八尾市を歩いてみようと思い立った。そこで先日27日に出かけた。

しかし松原市から八尾市まで直線距離はそんなにないのだが、電車で行こうとすると結構面倒だ。

何度も乗り換えなくてはいけない。

先ず近鉄南大阪線道明寺駅まで行って近鉄柏原線で柏原駅まで行く。

近鉄柏原駅はJRと接続しているのでJRに乗り換えるには便利。

ところが今回行くべき八尾市の近鉄河内山本駅は近鉄大阪線の駅なのだ。

柏原駅から歩いて約10分ほどの近鉄大阪線堅下駅から乗ることになる。


堅下駅から河内山本駅までは約10分だ。

なぜ八尾市の河内山本へ行くのか。

それは「てくてくまっぷ」に載っていたからだ。

八尾市内随所に残る旧跡なども訪ねつつ、・・・

てくてくまっぷHPより

訪れる前に事前準備が必要

「てくてくまっぷ」はイラストで描かれている。詳しいがそれを見ながらは歩けない。事前に地図で調べておく必要がある。

スマートフォンの地図アプリを利用するのがオススメ。地図上にルート作成したり目標物にポイントをセットしたりしておくと後で助かる。

私は「スーパー地形」というアプリを利用している。

今回訪れた場所も事前にコースのルート作成をしておいた。歩くコースを地図上に描いておく。

そうすれば当日GPS機能を利用して描画した通りに歩けば良い。

本当はカーナビのように音声案内出来るようだが、スマホの電池の問題もあるし歩きながらはどうかと思うので使っていない。

しかしルート作成が大変なのだ。イラストに描かれているコースを地図で探すのは結構面倒。地道な作業が必要だ。

でもそのコースの概略がわかるのでこの作業は重要だ。

何よりこれから歩くコースは何を求めて歩くコースなのかよく把握しておいて方がいい。

観光地なら歩く目的もわかりやすいが、単なる市街地を歩く場合は訪れる場所がどんなところなのかをよく調べておいた方がいい。

これを怠ったために今回の八尾市歩きは厳しかったのだ。

訪れるポイントを地図上に示していなかったのだ。

初めての八尾市めぐり

近鉄河内山本駅

先ずは歩く前の準備をする

河内山本駅、思ったよりも駅前は賑やかだった。

早速iPhoneを取り出しコースの確認。

iPhoneは新しく機種変更したiPhone11だ。

そして動画撮影用にDJI Osmo Pocketも用意した。

今回は観光地というわけではないので、望遠はいらないだろうと思いデジカメは持ってこなかった。

左手にDJI Osmo Pocket、右手にiPhone11。本当なら首からデジカメをぶら下げてのまち歩きスタイル。


ガイドさんがいる場合や、鉄道会社のフリーハイキングなどは多くの人と一緒に歩くので地図の確認しなくてもなんとか大丈夫だ。

でも今回のように初めての場所を歩く場合には、地図が手放せない。

途中で帰りたくても大阪市内のような交通網がない。

動画撮影しながら地図確認もしなければならない。

実はてくてくマップを利用してまち歩きしたのは今回で3度目だ。

しかし2回は奈良の観光地歩き。訪れる場所もある程度知っている。頻繁に地図確認しなくてもよかった。

でも今回は観光地でもなくどんな場所か想像もできないのだ。

歩き始めたが戸惑うばかり

左手で動画を撮りながら右手で地図確認は結構面倒。

しかも路地裏などはどこで曲がるのか常にiPhoneで確認しなければならない。

そして歩いているコースも単なる住宅街。どうしてここを歩かなければならないのか。

何か見るものあるのか。地図確認ばかりしていると周辺の様子も分からず歩いてしまう。

こんな感じで歩いているとストレス溜まる。


やっと玉串川の桜並木沿いに出たので少し気持ちが落ち着いてきた。

この日は曇りだが蒸し暑かったので尚更イライラしてしまった。

玉串川沿いの桜並木

桜並木は約4キロあるとのこと。春だったらよかったなー。

長い直線コースを歩くときはそんなに地図確認せずとも良い。

しかし住宅地など同じ景色のところは曲がり角のチェックが時々必要。

何しろ曲がる場所の目印がわかりにくいのだ。

玉串川沿いの様子

その後玉串川沿いを外れ違った住宅街を歩く。

同じような景色の中を歩いていく。

単調で疲れる。蒸し暑いので尚更だ。

このコース上に見るべきものがあるはずなのだが、八尾コースのてくてくまっぷ見てからだいぶ日が経ったので書いていたこと忘れてしまった。

なので単なる住宅地めぐりをしているように思ってしまい、疲れが増すのだ。

真田丸のことを思い出した

木村重成の墓

単調な道を延々と歩いた。

やっと公園らしき場所に着く。

そこには大坂夏の陣で戦死した木村重成の墓があったのだ。

そうだてくてくまっぷに載っていたな。

実は今回歩くてくてくまっぷのイラストのpdfをiPhoneに入れていたのだが、両手がふさがっていて地図確認だけでも面倒なのでpdfも見ることしなかった。

余裕がない状態で歩いているのだ。

その後もPhoneの地図アプリ通りに歩き続けた。

なんでこんなところを歩いているんだろう。楽しくないまち歩きだ。


この日は曇り空だったので飲み物途中で買おうと思っていた。

あちこちに自動販売機もあるしそのうちそのうちと思いながら歩いていた。

ところが日が差してきてますます暑くムシムシし出した。

よーし飲み物買おうと思った頃には自動販売機がないところばかり歩く。コンビニもない。

水分取りたい。イライラ。

こんなこともあり今回のまち歩きはキツかったです。

結局途中近鉄八尾駅まで歩いて残りの久宝寺までのコースは歩きませんでした。

今回のまち歩きの反省点

今回のまち歩きは正直疲れただけで楽しく歩けなかった。蒸し暑かったのも原因の一つだと思う。

しかし何より急に思い立って出かけたのがよくなかった。

このコースはだいぶ前に歩く予定にして地図上にもルート作成して準備していた。

そのときは一応コースの概要も分かっていた。

涼しくなってから歩こうと思っていたので、コース内容も忘れてしまった。

それととても大事なことを忘れていた。訪れる場所を地図上にマークしていなかったことだ。

なのでただダラダラ歩くだけで、見るべき場所のことが頭になかった。

それとイラストを見た感じと実際の様子は違っていた。

観光地ではなく目的物も規模がさほど大きくない。周辺に溶け込んでしまっている。

歩いていただけではなんの変哲も無い場所に思えるのだ。

今回のコースを古い地図で確認すると納得

ー今昔マップon the webより作成ー

今回歩いたコースが赤の表示で示しました。右の地図は同じ場所の明治中頃の地図です。

明治時代の地図を見ると今回歩いて訪れた場所はいずれも昔の小さな集落です。村です。

今の八尾市の中心ではないところを歩いていたのです。

今は全て八尾市になりすっかり様変わりしています。

そんな中少し昔の姿を感じながら歩くコースだったのです。

寺内町もあったのですが、規模が小さくよくわかりませんでした。

昔の八尾中心部と久宝寺を歩けば寺内町の様子が感じられるのかもしれません。

次回は残りのコースを歩いてみたいです。

その時はもっと事前に調べたことを頭に入れた状態で回りたいです。

それと動画を撮りつつ地図確認は大変です。特に市街地は同じような道が交差していて地図確認常必要です。

スマホだけ手に持つていればいいのですがね。動画も撮りたいし。

反省点の多いまち歩きでした。


実は何もイラストのコースを必ずしも歩く必要はないのです。

目的地が分かっていれば違うコースでもいいのです。

只、今は地図上にコースを描いた状態で歩く練習を兼ねているのです。

訪れるポイントを地図上に載せておき、適当にその方向に歩いてもいいのです。GPS機能を活かせば難しくありません。

特に市街地では目的地までいろんな道順でいけますから。

てくてくまっぷコースに慣れてきたら少しずつ自己流で歩いてみたいです。

もう少し律儀に歩いてみます。



今回歩いたコースの詳細は後日「駅からブラブラまち歩き」のHPに掲載予定です。