池田市は織姫と阪急とチキンラーメンのまちだ!

昨日12月12日(水)大阪あそ歩主催のまち歩きに参加しました。
場所は大阪府池田市です。池田市?大阪の人だとよく知っているかもしれませんが、全国的にはどうかわかりません。
今放送中のNHK朝ドラ「まんぷく」の舞台にもなったチキンラーメンと阪急の創業者小林一三と織姫の町です。
織姫とは呉服(くれは)神社に、中国呉の国から日本に機織(はたおり)技術を伝えた織姫・呉服媛(くれはとりのひめ)・穴織姫(あやはとりのひめ)を連れ帰ったからです。
難しい話はおいときます。

阪急池田駅が出来る前はこの周辺は呉服神社だけだったそうです。
ここに日本最初のローン付き分譲住宅地を作ったのが小林一三の阪急沿線政策でした。
この阪急創始者が住んだ町が池田市。阪急は登記簿上は本社は池田市になっているそうです。
それから今や世界の食べ物インスタントラーメンを発明した安藤百福も池田なんです。
今回のまち歩きはこんな池田市を歩きました。

実はこの池田市は以前にもNHK朝ドラの舞台になっていました。
2003年NHK朝ドラ「てるてる家族」なんです。
私も見ていましたが、池田市のことはあまりイメージなかったです。
このなかでチキンラーメン開発の場面がありこれは覚えています。



旧加島銀行池田支店は「あさが来た」の広岡浅子の銀行です。
池田市はユニークな見所のある街です。
落語にも池田の話がよく出てくるそうです。

池田は元々酒作りが盛んな場所だったそうです。
池田酒といって江戸時代には酒蔵が38軒あり、下り酒として江戸へ送られていたそうです。
その後酒作りは灘へと移っていきました。
池田が酒作りの町だったとはまったく知りませんでした。

小林一三がなくなるまで住んだ屋敷が記念館になっています。
見学者多かったです。


池田城があったところは池田城址公園として整備されています。
ただ池田城は江戸時代の前に廃城になっていたため、詳しいことはわかっていません。
この公園は平成11年に出来たそうです。
天守閣のような建物は展望休憩舎と呼ばれています。
展望台からは大阪のビル群が見えたり、一度どうぞ!
発掘して出た遺構などを復元したものもありますが、展望休憩舎のように史実に基づかないものも雰囲気作りのために作っているそうです。



最後にカップヌードルミュージアムを訪れました。
多くの観光客で賑わっていました。
今や世界で愛されている食べ物です。
昨日は時折小雨がぱらぱら。でも概ね晴れたり曇ったりの天気でした。
もちろん寒かったです。
帰りは阪急池田駅前でちょっと一杯飲んで帰りました。

池田市なかなか興味深い街です。
このまち歩きの詳細は「駅からぶらぶらまち歩き」に掲載しました。